○古本屋とうまく付き合おう
今現在「古本屋」と言う商売は生活に根付いていると思う。「古本屋で掘り出し物の本を見つけた」「古本や日本を売りにいったら、めちゃくちゃ高く買ってくれた」と言う話を聞く。その一方で、「本を売りに行ったら安く買い叩かれた(数十円にしかならなかった)」「欲しい本が余り見つからなかった」といった話もよく聞く。
こういう話があるため古本屋との付き合い方について書こうと思う。
・付き合い方@「本を売ってよい時期悪い時期」
ゴミ問題や環境問題に対する関心の高まりから「リサイクル」に対する意識が高まっている。自分の所有物のうちいらない物を「捨てる」のはもったいない。けど「持っていると邪魔」な物ってありますよね。このような物を処分するために「ネットオークション」「リサイクルショップ」「フリーマーケット」「古本屋」を活用する人は多いと思う。この中でもっとも利用するのが「古本屋」ではないだろうか。どうせ処分するなら「古本屋」「古紙回収業者」に本や雑誌を引き取ってもらう人は多い。古紙回収業者に出しても余り値段が付かないから古本屋に持って行く人も多いようである。
ここで重要なのがいらなくなった本を売ってもよい時期と悪い時期があると言うことなのですよ。絶対に売ってはいけない時期は3月である。ではなぜ3月はだめなのか?それは引越しの多い時期だからなのですよ。「学生の卒業」「社会人の転勤」が重なるため、大量の古本が古本屋に持ち込まれることになる。そうなると余程値打ちのある本でない限り高い値段で買い取ってもらえないことになる(最悪の場合、値が付かないこともある)。また3月ほどではないが12月もやめておいた方がよいだろう。というのは大掃除の関係で大量の本や雑誌が持ち込まれるそうだ。このことから考えて、古本屋の在庫が増える3月12月は控えたほうがよい。
では、何時頃に売りに行くのがベストなのだろうか。地域によるし、古本屋さんにもよるし、これから売ろうとする本の種類にもよるから一概には言えないけど5〜7月頃と10から11月頃と言われている(あくまでも主観的意見だが)。この時期は「梅雨の季節で余り外に出たがらない」「秋の夜長に読書を楽しむ人が増える」「大学生が授業のレポートや卒論研究のため日本を買うから」と言うのが理由らしい。

・付き合い方A「取り扱っている本を見極める」
古本屋によって取り扱っている本は異なっているはず。BOOKOFFのようにどんな本でも取り扱っている古本屋もあるが、店によって特徴があるはず。例えば「この本は漫画しか扱っていない」「この店は単行本しか扱っていない」「この店は美術書専門だ」「この店では資格試験の本は買い取ってくれない」等と言ったことです。同じグループの店であっても学生街かそうでないかによっても雰囲気や取り扱いが異なる場合がある。こういうことを考えて売買することが重要である。


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